オンラインカジノはその誕生からすでに20年以上が経過し、世界的には広く認知されてきています。
しかし日本ではまだまだオンラインカジノに対する認識は低いといえるでしょう。
それでも近年、有名オンラインカジノが次々と日本語対応に乗り出し日本人を明確にターゲットにした新規オンラインカジノも増えてきています。
日本でオンラインカジノを始めるならまさに今がチャンスともいえる状況です。
ここではオンラインカジノに興味を持った人のために、日本に在住したままオンラインカジノを遊ぶ具体的な方法といくつかの注意点についてまとめていきます。
正式なライセンスを得た企業が運営しているため安全性は高い
オンラインカジノは実在のカジノと同様に、法律で賭博を許可している国からライセンスを得た企業が運営しています。
有名なカジノ合法国家のうちオンラインカジノに積極的にライセンスを発行しているのはイギリスやイギリス連邦参加各国、それにマルタやキュラソーといった国々です。
逆にアメリカはリアルカジノでは有名ですがオンラインカジノにはあまり積極的ではありません。
こうした経緯からオンラインカジノはヨーロッパ圏を中心に発展しており、最近になってアジア圏に広まってきたという状況になっています。
日本への進出が本格化してきたのもその流れに乗ってのことなので、今は世界中のオンラインカジノの目が日本へ注がれていると考えてもいいでしょう。
日本にはオンラインカジノに関する法律がない
もう一つ重要なポイントとして、実は日本ではオンラインカジノで遊ぶことが法律違反にならないという事実があります。
厳密には現行の賭博法がインターネット上のギャンブルを想定していないため取り締まりようがないということです。
これまで何度か警察が法律を拡大解釈してオンラインカジノのプレイヤーを取り締まろうとしたことはあったのですが、結局は不起訴処分となっています。
こうした経緯によって現在では、少なくとも個人が自室内でおとなしくオンラインカジノをプレイしている状態を法的に見咎められる可能性は限りなく低くなっています。
あくまでグレーゾーン扱いであるためオンラインカジノで遊んでいることをあまり大っぴらにしない節度は求められますが、過剰に怯える必要はないといっていいでしょう。
ただし例外として、稀にネットカフェの形態を取って集めた客に特定のオンラインカジノをプレイする場を与える悪徳業者が存在します。
日本では未認可の「賭場」に参加してしまうと一発アウトなので、個人の端末以外でオンラインカジノにアクセスするのは控えましょう。
決済サービスへの本人確認が必要になる
実際にオンラインカジノをプレイするには、まずカジノにアカウント登録する必要があります。
登録自体は海外のメンバーズサイトを使ったことのある人であれば戸惑うことなく進められるはずです。
入力する情報も住所氏名とメールアドレス程度なので、ローマ字での入力箇所に引っ掛からなければ数分で終わります。
しかしアカウントを開設しただけではオンラインカジノで遊ぶことはできません。
現金を使ったギャンブルをするには入金と出金に関する設定も済ませる必要があるからです。
しかし日本国内からだと出入金の手段はかなり限定されます。
クレジットカードでの直接入金に対応しているオンラインカジノもありますが、使えるカードが少ないのに加えて出金の際にはまた別の方法を用意する必要があります。
そのため最初から出入金の両方に対応できる電子決済サービスに登録しておくのがおすすめです。
電子決済サービスは複数のメジャーなオンラインカジノに対応しているものであれば基本的にどれでも構いませんが、登録に本人確認書類が要求されることがあるので気をつけましょう。
海外の電子決済サービス登録には保険証などは使えず、顔写真のついた身分証と住所の書かれた書類が必要になります。
身分証はパスポートと運転免許証の他にその国のIDカードが利用できます。
日本の場合はマイナンバーカードが相当しますが、海外のサービスにマイナンバーカードの情報を渡す際には特に注意を払いましょう。
日本円ではなくドルやユーロが使われる
海外のオンラインカジノで使用可能なのはドルやユーロなどの外国通貨か仮想通貨になります。
決済サービスやオンラインカジノへの入金時に日本円から指定の通貨への両替ができますが、その際には為替手数料が発生するのを忘れないようにしましょう。
仮想通貨を使うと手数料や出入金の手間を一気に解消することができますが、仮想通貨の価値自体が一種のギャンブルであるためそれを更にオンラインカジノのために用意するのは推奨しません。
しかしオンラインカジノの楽しみ方は人それぞれであり、独自の方法を模索していくこと自体も魅力となっています。
日本からでも簡単にオンラインカジノが遊べるようになってきたことで、これからその遊びの幅は更に広がっていくことでしょう。